01)私の病歴

2006年5月24日 (水)

卵巣ガンからオストメイト。さらに転移

●右卵巣破裂 【1回目の手術(緊急オペ)】(2002年・当時35歳)
右卵巣、右側付属器切除、骨盤内・腹膜 ダグラス窩にも腫瘍、浸潤等あり見えるがん細胞を出来る限り掻爬
・病名:右卵巣腫瘍  組織検査の結果:類内膜腺癌 Ⅱc期・高分化型
破裂により腹膜や子宮などのまわりにがん細胞をバラまいてしまったため、3クール抗がん剤投与を勧められる

【抗がん剤3クール(根治治療)】 1日入院 点滴による投与
TJ療法 (タキソール(パクリタキセル)とパラプラチン(カルボプラチン))をマンスリー
※TJ療法を“TC療法”に名称統一(卵巣がん治療ガイドライン2007年改訂)

◆再発(2003年)
定期検査(エコー検査)により左卵巣が腫れあり CA125は正常値の為、様子を見ることになる 数日後 、左卵巣腫れと痛みあり再検査(CT、エコーにより卵巣の腫れが大きくなっていることを確認、腫瘍マーカーも上昇7.9<8.1<13.9<15.6)卵巣がん再発であると告知

●【2回目の手術】広汎子宮全摘出術(左卵巣及び付属器切除・後腹膜リンパ節郭清・大網切除 ・腫瘍切除)
病名:左卵巣ガンと子宮体ガンⅠaの多発性ガン 組織検査の結果:類内膜腺ガン中分化(高分化型) 全摘するも腹膜潘種あるとのことで6クール抗がん剤投与を勧められる

【抗がん剤6クール(根治治療)】 1日入院点滴による投与
DJ療法 (タキソテール(ドキタキセル)とパラプラチン(カルボプラチン))をマンスリー
※DJ療法を“DC療法”に名称統一(卵巣がん治療ガイドライン2007年改訂)

■卵巣欠落症の症状が重く、漢方薬(ツムラ加味逍遙散(カミショウヨウサン)安定剤(ソラナックス、 抗うつ剤を処方される(抗ウツ剤は現在不使用)

◆再々発(2004年)
定期検査(エコー・CT検査)結果、膣断端(左端)に腫瘍あり 腫瘍マーカーCA125=
12 (自分の通常 は一桁台 上昇傾向)
卵巣ガン再発であると告知。直径2cm程度とのことで3クール抗がん剤投与を勧められる

【抗がん剤3クール】DJ療法をマンスリー
CT検査:腫瘍拡大、抗がん剤無効 腫瘍摘出手術を勧められる
※DJ療法を“DC療法”に名称統一(卵巣がん治療ガイドライン2007年改訂)

●【3回目の手術】腫瘍切除であったが腫瘍内容物のみ削り採りとなった(2005年)
腸などに癒着激しく腫瘍切除困難 細胞診の結果:説明なし 後日、腔内放射線治療を勧められる(設備がある大学付属病院を紹介される)

【腔内放射線5回照射/週1回】 1回6Gy×5回 計30Gy 

◆再々々発
定期検査で前回と同じ場所に腫瘍あり(エコー、CT 検査にて確認)腫瘍マーカーCA125は、12.5<24.0上昇中(自分の通常は一桁台) 卵巣ガン再発と告知された

●【4回目の手術】腫瘍切除手術(腫瘍、膣断片一部、大腸の一部を含む)(2006年)
尿管WJ(DJ?)カテーテルを挿入(腫瘍が癒着している可能性あり、間違って切断しないようにとのこと)術後報告:尿管に癒着なし 大腸にかなりの癒着あり、癒着を剥離し進むが大腸に入ってしまったとのこと(急遽、消化器系外科医執刀)大腸の一部も合併切除することになる 前回腟内放射線 で照射した腟断端腫瘍に近いところの腸(硬化している)で、縫合不全の可能性ある(再手術し一時的に人工肛門を造設)と家族に説明あり、家族は50%の可能性に賭ける
組織検査の結果:粘液性腺癌

●【5回目の手術 緊急オペ】縫合不全による人工肛門造設と腹内洗浄縫合不全部フィルム留置
・経緯 婦人科にてドレーン抜去時、急変 縫合不全で腸内汚物流出と大量出血のためにショック状態になる その後、下血し輸血
外科に転科→腹膜炎のため腹内洗浄(朝晩2回生食300-500cc)尿路感染で39度の高熱が10日間程度続く。その後、神経性排尿障害になり泌尿器科を受診 内服薬(ウブレチド・エブランチル)セルフカテーテルによる自己導尿(自尿も多少あり)排尿計量をして自尿と導尿の量を表に記入
1日2回の腹内洗浄で膣断端から水漏れ 手術創からも水漏れ、術創下方3分の1離開し、開放創 ストーマの管理、排尿管理と手術創の洗浄および処置を自己で行う 下腹痛がつづく

自宅療養 (月1回 定期検査:外科・婦人科・泌尿器科)

ストーマ・排尿管理・術創開放創の処置を自宅にて行う 下腹部痛、肛門からの浸出液あり 更に卵巣欠落症も悪化

術創部吸収糸一部溶けず激痛のため外科外来へ 外来にて吸収糸(結び目と思われる)を3 ~4個摘出

泌尿器科 好転し導尿中止、内服薬のみになる

○救急外来 即日入院(背中部、胆のう部、術創部の激痛の為)
CT結果:胆石と診断される(現在も砂状の胆石をもっている)術創部の痛みも訴える 痛み止め点滴 血液検査・CT検査結果、胆石以外は異常なしとの説明を受ける

◆転移(前回の手術終了から7ヶ月で転移)卵巣癌腹壁転移と告知
細胞診の結果:粘液性腺癌と漿液性腺癌の混在型であると説明をうける(N/C比の高い異型細胞 が管腔状、蒒状に増殖・2種類混在)主治医より手術を勧められるが迷い、セカンドオピニオンをとる

【外部放射線(RALS)20回照射/毎日】1回2Gy 週5回 計40Gy
評価:放射線治療奏功せず

●【6回目の手術】腹壁転移腫瘍切除、腹筋再建術
腫瘍とそのまわりプラス2cmほどの正常細胞も切除 腹筋の切除(3/2?)と腹膜同等切除
両わき腹より筋肉を剥がし欠損部分にスライドさせリフトし、メッシュで覆い腹筋を再建した

【経口抗がん剤】休眠療法として エトポシド製剤(ラステットSカプセル)(2007年)
1日1カプセルを3週間連続投与その後、1週間休薬(それを1クールと呼ぶ)
1年間行うよう主治医に勧められる
8クール休薬中に腸閉塞になり治療中はラステット休み、その後1クールをする

●【7回目の手術 緊急オペ】術後腸閉塞と診断 数箇所の腸癒着あり、剥離術
術後悪く、腹壁・腹腔内感染症のため洗浄 41日間の入院生活を送った。

◆転移Ⅱ 膀胱の腹側腹壁に転移、右鼡径部リンパ腫大と告知

◎転院

【抗がん剤3クール】トポテシン(イリノテカン)単剤 2週間に1回点滴投与 (2008年)
PET検査:著変なし
エコー:右鼡径部リンパ節腫大1個増

●【8回目の手術】腹壁転移腫瘍・右鼡径部リンパ節腫大切除、腹壁再建術
腫瘍とそのまわり併せて10cm切除 右大腿部より有茎筋皮弁(右大腿部から筋肉の一部や血管がつながったまま移植する)移植を行い、移植で穴が空いた大腿部に皮膚移植も行った 右鼡径部リンパ節複数摘出(腫瘍2個を含む)

現在、経過観察中(免疫力をあげるという『十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)』漢方薬を服用中)

◆転移Ⅲ 肺、肝臓に遠隔転移(多発性癌)と告知 (前回の手術終了から5ヶ月で転移)
腫瘍マーカーCA125の数値は15以下であったが、上昇傾向
右肺1個、左肺3個に1cm弱の腫瘤と肝臓は背中側(肝S7)辺縁に2cm大の腫瘤あり

【抗がん剤3+3クール】タキソール単剤 3週間に1回点滴投与
CT検査により評価、肺転移の一部縮小、奏効しているとみなし、3クール追加治療中に鼠径部の腫瘍が見つかる 治療後、再びCT検査し評価し、肺転移部の軽度増大 肝転移部は変化なし 仙骨部増大とのことで、薬の変更を勧められる

●【9回目の手術】右鼡径部リンパ節腫大切除
右鼡径部腹側と大腿部側の2ヶ所を摘出 
生検の結果*腹側の腫瘍からがん細胞が見つかる(類内膜腺癌)

【抗がん剤2コース】ジェムザール(ゲムシタビン)単剤 3週間(21日間)を1コースとして、1日目投与/8日目投与/15日目休薬となる これを3コース行う予定 
治療中に腫瘍が増大した為、2コースで中止
※転移性肺がんとして、ジェムザールで治療

【抗がん剤3コース】ドキシル(ドキシルビシン塩酸塩)単剤 4週間に一回を1コースとして、1日目投与/27日休薬となる これを3コース行う予定

只今、治療中

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